【正しさは何も生まない】という話

勤勉君

 こんにちは、hanaicaです。今日は、生き方や考え方、価値観の話をしようと思います。
頭でっかちな方(私です)や、人間関係にお悩みの方は是非ご覧ください。

我々は、(自分の中で)正しい事と(相手にとって)正しい事で戦っている。

 これは、わりと日常的に起きている事です。小さな夫婦喧嘩、兄弟ゲンカ、上司と部下の意見の食い違い、会社と個人の関係。どっちもお互いに、正しいと思っているからケンカになるのです。戦争は勝った方が正義でケンカは先に折れた方が勝ちです。

幼少期

  私は、次男として生まれました。今日の昼メシレベルのどうでも良い情報ですが、意外にもこの次男というのが後の人格形成に関わってきている気がします。家庭環境のせいにする気はないのですが、「ケンカ両成敗」という言葉は私の家には無かったように感じ、弟がすぐ泣くヤツだったので(仲は良いです)、だいたい私は「弟を泣かせた悪いヤツ」でした。子供ながらに『コイツ、泣けば大人が味方してくれると思ってるだろ』と当時は思っていました。
 また次男というのは、服や靴はだいたいお下がりですし、そのお下がりは大体自分の代で使い古してしまうので、「私のために何か買ってくれる」という経験が乏しかったように思います。何かを買う=愛情ではないのですが、当時の私は「お母さんは私を大事にしてくれない」「欲しいものは自分の能力で手に入れるものだ」「弟ばかり新しいものを買ってもらってズルい」と感じており、今思えばこの時点で大分拗らせています。

 幼少期、地元は田舎だったので小学校は一クラスしかなく、転校以外でクラスメイトが変わる事はありませんでした。それは春が訪れる度に心乱される事なく勝手に進むエスカレーターで、とても私にとっては居心地が良かったのですが、その反面、コミュニティを新たに形成する事は苦手でした。

 中学校に上がると、自分は人より多少勉強が出来る事に気が付きます。(加速する嫌な奴レベル)
この多少、というのがミソで、偏差値で言えば60ちょい、学年で8~10%以内くらいでした。上の天才には敵わないとわかりつつ、勉強量でカバーし、「頭良い風のヤツ」を目指していました。自分で言うのもおこがましいですが、秀才くらいには分類しても良いかもしれません。
 嘘から出た真というヤツかわかりませんが、実際そこそこ偏差値の高い学校に受かりました。そこがまた特殊な場所で、寮で暮らすことになります。15歳で実家を離れ、自分の事は自分でやらなければならない、というのを身をもって学びました。

井の中の蛙大海を知らず

 入学してわかりました。頭の良いとされる学校は、頭の良いヤツを集めているので、そこで展開される授業は難しくて然るべきです。えぇ、ついて行かれませんでしたとも!笑
 授業はそこそこにやり過ごして適当に単位を取りつつ、留年をギリギリ避ける危ない学生でした。しかしながら、情報系の学科だったので地味に仕事でも役立ったりするアルゴリズムが身に付き、それに関しては感謝しています。
 部活などは、学生主体のイベントやる係(生徒会的なこと)をしたり、学校の花壇に花植えてみたり、剣道部と軽音部を兼部したり割と多岐に渡って活動していました。なんて言えば聞こえはいいんですが、ぶっちゃけ只の飽き性です(笑)

周囲がロジカル過ぎた

 これは良かったような悪かったような、今でも答えはわかりません。学生時代、同期の友達や先輩は皆、物事に対して論理的に、超理詰めで素早く解答を見つけ出していました。
 この頃から、『論理的に結論を導く事は、正しい事』という価値観が生まれます。ですが、今となってはこの考え方は部分的には正しいが、人間関係においては正しくない。そう思っています。

天才に勝てない秀才

 これ私の経験そのものなんですが、ホントに勝てないんですよ。勝てない、とはちょっと違いますね。『土俵が違う』のです。
 努力で後を追う事は可能かもしれませんが、彼らが努力し始めるとマジで敵わないので、正面から1対1で戦いを挑むより、自分の良い所を何点か集めて団体戦しましょう。ワンチャンどこかで勝てるかもしれません。

幸せそうに見えない天才

 知人に、日本トップクラスの大学の大学院に行った天才がいるのですが、彼は彼で人間関係に悩んでいる様子でした。
 彼女が出来ないだの、うまくコミュニケーションが取れんだのなんのかんの…
 私は彼の知能や脳ミソは当時羨ましく思っていましたが、頭が良すぎると、コミュニケーションに弊害が出てくるパターンもあるようです。
 天才の方々は、問題や物事の本質を理解するのが早すぎるが故、一般人に話を合わせるのが苦手な傾向があるように思います。スピード感が違い過ぎて、話のテンポや会話の歩幅をうまく調節出来ないのかもしれません。天才じゃないのでわかりませんが。

現役学生へのメッセージ

  もし、学校で習っている授業で、『経済』『倫理』『哲学』があったらどうか真面目に受けて欲しい。間違っても、他の授業がどうでもいいって事じゃないですよ。
 私が個人的に、もっとちゃんと受けるべきだったな、と思う授業ランキング上位がこの界隈なのです。
 いや、ぶっちゃけ日常生活においてはsinθcosθとか求める機会って限りなく少ないんですよ。そういった話が間接的に生活の役に立ってるのは知ってるし、基礎が出来ないと応用が利かなくなってドミノ倒し的に勉強が出来なくなっていったのが私だからそのへんも踏まえて言ってますが、結局人の悩み、人生の悩みは金か人間関係、健康である事が大半だからです。その点、金は全てではないが、金は波紋を呼ぶエネルギーです。良い影響も悪い影響も与えます。金がある=幸せではないです。金が無くても幸せになれるけど、最低限無いと不幸を感じやすいよという話です。

論理的に正しい事は、ただ正しいだけ。それ以上の価値はない。

 例えばあなたが、夫婦喧嘩をして、いつまでも謝らなかったとします。あなたに非が無くてもです。それは確実に夫婦の溝を深め、小さな火種は残ったままです。女性の方々の頭の中が今でも不思議でしょうがないのですが、感情と脳の記憶領域が結びついているのでしょうね、1日経ったら男が忘れるような事柄を永遠に、事細かに覚えています。
 仕事においても同じです。あなたがどれだけ正しくあろうとしても、それが相手にとっての正解とは限らないのです。

女性は話を聞いてわかって欲しいだけのときも多い

 男はすぐに何でもかんでも、「問題を解決」しようとします。

男性にありがちですが、

男性

『問題を解決してあげてるのに、何が問題なの?』



 そう思った方は、知らない場所で多くの女性を敵に回しています。『してあげてるってなんなん?』『問題解決したら話終わっちゃうじゃん』『一緒に考えてくれないの?』『わたしの気持ちは無視?』『いや聞けや』

 色んな声を想像しましたが、あるかもしれません。多分何個かはいつかの私の記憶…

上司は、だいたい自分が正しいと思っている。

 こればかりは、変えようがない事実です。私は上司であり部下でもある立場にいますが、私が上司に怒られている時は言ってる事おかしいだろとか内心こっそり思ってしまいます。なのにも関わらず、自分が部下を叱責する場合は、私は正しい指導と思って言ってます。感情の度合いやタイミング、程度の問題かと。人によりけりなので一概には言えませんが、仕事において怒る、というのは

  • 『期待通りの動きをしなかった場合』
  • 『教えた事を正しく実行しなかった場合』
  • 『上司の機嫌が悪かった場合』

の3パターンくらいに雑に分類されますので、上司の機嫌が悪そうな日は諦めてコーヒーでも買ってきましょう。

世の中はグレーゾーンの連続だ

 完全に持論、経験論ですが、世の中白黒つけられない事が山ほどあります。同時に、納得を求めると失うものも多い。信頼とか。人間関係とか。

相手の立場と気持ちになって考える

 結局これにつきます。私自身は今まで、人間関係には苦労してきた部類だと思います。今でもコミュ障拗らせてる自覚はありますが、大事な事は大体小学生くらいまでで教えていたのだなぁと思います。
 年長のうちの子の話ですが、ショッピングモールの誰でも勝手に遊んでいいエリアあるじゃないですか。エンカウントから1分後には一緒に遊んでいました。

筆者

私は『素直さ』と『思いやり』を忘れかけていました。

 

納得とかもういいや

 私の気持ちがオッサンになって来ただけなのか、丸くなったのか自分自身よくわかりませんが、最近『納得』を求める事が減りました。
 家庭でも、納得を求めて納得いかない事に対してプリプリ怒ってる男とかめんどくさいだけだし、仕事でも、それを求める事により溝や亀裂が出来て仕事に支障が出てしまってはまた別の問題が発生しますからね。
 異論は認めます。自分の考えが絶対正しい、という道を突き抜けるとそれはそれで得るものがあるのでしょう。これはこれで、自分の考えを表明出来る意志の強い人になれますし、リーダーの素質の一つだと思います。

足るを知る

 足るを知る…元々、『足るを知る者は富む』という言葉らしいですが、『足るを知る』だけ一人歩きしてますね。ちょっと足りてないじゃん、言葉、などとクッソどうでもいい考えが一瞬よぎりましたが足りないのは私の知識でしたごめんなさい。

 ないものねだりをしていても、それはいつまで経っても満たされる事は無い。今ある物や状態に感謝出来る者は富む。富む、というのは精神的な豊かさです。

 老子のまとめ版みたいなのでもあったら読んでみようかしら?と思います。




 

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