カブのウインカーの調子悪かったから気軽な気持ちでバラしてしまった。部品小さすぎて紛失。
— はないか (@hanaica3) September 30, 2022
詰みかと思われたが手頃なバネとY端子を加工して事なきを得た。ありがとうホームセンター😭 pic.twitter.com/06fDCuvNC2
部品紛失(金属板、バネ)

カブのウインカースイッチ内部はこのようになっております。
このようにというか、苦労して誤魔化した結果がコレです!
この白い樹脂パーツの上に乗っているバネと金具が、ピョンピョン跳ねてどこかへ消え去りましたw
無くしたら詰み、無くしたら詰みと思いながら作業していたのですが…
小一時間探しても見つからないので、あきらめて別の方法を考えます。
電気が通れば良い精神
最初に、そもそもの構造を観察してみます。
どうやら、本体側の配線に繋がっている三つの接点に対し、バネに押された銅板が接地して回路として成り立っているだけの簡易的な回路のようです。
つまり、
銅板の代わり:電気を何かしら通すもの
バネの代わり:バネしかないのでは??
という結論に至りました。
最初は小さい銅板を買ってこようと思っていたのですが、日常生活において小さな銅板は無くても生きていけます。需要が無いのか、ホームセンターにはもっとデカい単位でしか売ってないんですね…残念。
そうだ、Y端子があるじゃないか
Y端子。
通常は、配線の先っぽに噛ませて電気を通電する為の部材です。
このY端子を、白い樹脂パーツに合う感じでニッパーなどで切り取って加工します。

見えづらくて申し訳ないです。
本来圧着ペンチを噛ませる部分、Yの先端部を切り取ると、おおよそ画像のような形になります。これが紛失した銅板のスペースにジャストフィットです!
バネも加工する
加工と言っても、ニッパーで2/5くらい切っただけですw
ここはさじ加減ですが…
バネはSR-2005 線径:0.45mm 外径:4.5mm 自由長11mmというものを購入しました。
6mm~7mmくらいのバネを作ったという事ですね。(リトルカブAA01のウインカーもバラシて、だいたいで現物合わせしましたが正式な長さは不明です。)
これもホームセンターで購入出来ました。ニッチなモノなので見つけられなかったら店員さんに聞いてみても良いかもしれません。
組み立てる:グリースがあると便利
組み立てる際、バネと金属板、ホント言う事聞かないんですよね。
やるとわかるんですが、すぐにどっか行こうとします。自由かw
そんな自由気ままなバネと板の間には、グリースを塗りたくってお仕置きしてあげると言う事聞くようになりますよ。
こいつらが大人しくなったらあとは気合と根性と根気です。
本体から伸びてる配線をちょっと伸ばしてからウインカー側にセットして、後から配線をハンドル側に仕舞っていくと作業がしやすかったです。
ホントにこんなので直るの?
まぁ保証はしませんが、そうは言っても通電してスイッチの切り替わりがハッキリしてれば何も問題無い訳ですからね。銅板だろうがY端子の破片だろうが同じ事のようです。
少なくとも私は使用感も自然な感じに復活しました!
部品を無くしたどこかの誰かの参考になれば幸いです。
カブのウインカーの調子が悪かったので、何も考えずに分解してみました。(元通りに組めば大丈夫だろう精神)
なんと、この元通りにするのが一番大変だったんですね~