シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観てもよくわからなかったら読む記事【徹底解説・考察】

はないか

エヴァンゲリオンって、難解な用語が多くてちょっと初見では何が起きたか理解出来なかったりわからなかったりする事が多いですよね。

シン・エヴァンゲリオン劇場版は今までの集大成とあって、今まで隠されていた真実が大方明らかになります。

ホントに楽しかった!でもいまいち何が起きてるかわからなかった!

そんな方に向けて解説記事を書かせて頂きます。

私は只の一ファンですが、TV版/旧劇場版/新劇場版 視聴
貞本エヴァ、エヴァンゲリオンANIMA(公式IF小説)読了済です。

こんな方にオススメ
  • シン・エヴァンゲリオンで何が起きたのか教えて欲しい
  • シン・エヴァンゲリオンで何が起きたのかよくわからなかった
  • 自分の解釈で合っているのかどうか確かめたい

目次

序盤:パリカチコミ(AVANT1冒頭10分40秒00コマ)編

ヴィレの目的
  1. パリのL結界を解除し、ユーロネルフの機能を再起動させる事
  2. エヴァ2号機新造用のパーツとエヴァ8号機をオーバーラッピング対応型に改造する為のパーツを手に入れる事


このあたりは事前情報も有ったため、まだ比較的わかりやすいです。

L結界密度とは

L結界密度が高いと、リリン(人間)は立ち入れません。L結界は、インパクトにより発生したコア化という現象により発生しています。

通しで観た感じだと、人類は人類であるというだけで原罪がある為に、浄化されていない者を拒む結界、という働きをしているものと解釈します。

アンチLシステムとは

人外未知の未解明言語で記述されている、という事ですが、ステージ4まではユーロネルフの前任者が解析(もしくは展開)し、ステージ4からの作業をマヤ達が引き継いだ形です。

あの封印柱には”相補性L結界浄化無効阻止装置”というたいそうな名前が。

互いを補い合う性質のあるL結界による浄化を、無効化し阻止する装置、というニュアンスでいいと思います。
浄化と言えば聞こえは良いですが、エヴァ界における浄化とはインパクトが進行した結果としてもたらされるコア化の進行、を指しますので我々の視覚的には赤くなります。

さておき、無事C言語(プログラミング言語の一種)へと変換され、マヤ達解析班の活躍によりアンチLシステムが作動します。

これは個人的推測になりますが、言語の出所はゴルゴダオブジェクトじゃないのかなぁと勝手に思っています。

2号機の新造と8号機オーバーラッピング対応型へ

ヴィレは破損した2号機を新造する為の予備パーツと、8号機をオーバーラッピング対応型へ改造する為のパーツを入手します。

ちなみに、改造後の2号機はJA2(ジェットアローンツー)の部品が使用されています。新世紀ヱヴァンゲリヲン第7話、「人の造りしもの」にて登場したジェットアローンの後継機でしょう。

オーバーラッピングとは、終盤で明らかになりますが

複数のエヴァを取り込んでオレ強え状態になる事の様です。違うか…(最終的に8+9+10+11+12号機)

…だいたい合ってる!元ネタはウルトラマンのようです。

序盤2:第三村編

トボトボと歩くシンジ君+御一行ですが、途中でシンジのプラグスーツに警告が表示されます。

動画を停止してもWarning(警告)以外読めませんでしたが、場面から察するにシンジの生命維持機能に支障が出始めたのでしょう。

生きていた友人:相田ケンスケ/鈴原トウジ/洞木ヒカリ

映画館でこのパートを初めて観た時はホントに驚愕でした。ていうか全員そうだったと思います(笑)

第三村では、ニアサードインパクトを生き延びた人間達が、どのように生活していたのかが描かれていますが本質はそこではありません。

  • アヤナミレイ(仮称)=黒波=そっくりさん=綾波が、様々な感情を学んでいき、次第に人間らしくなり、生きるという事を理解していく。
    ネルフの管理下でなくては生きられない事を悟るが、生命維持出来なくなりそのまま身体は消滅してしまう。
    消滅しつつも、最終的にANIMA方式で綾波レイの元に帰結したものと解釈(後述します)。
  • 大人になったアスカの内面描写。シンジへの厳しさは、彼女なりの優しさだと解釈。
    飯の不味さを味わっておけ!というのは、最高に優しい。
  • シンジが己の過去の行動に対して落とし前を付ける、という事をトウジの姿を見て学び、ケンスケの親の墓参り後ゲンドウと話をする事を決意。

クレーディト(KREDIT)

ヴィレが作った、生存者を支援する為の組織です。

わかりやすいので特別言及する事もありませんが、クレーディトのコンテナみたいなグッズは何故か現実世界で売っていたりします(笑)

Qから登場した謎の衛星は”白き月”であったと判明

映画上映後、おもむろに公式によるネタバレがありました。

結局何だったのだろう、この月らしきもの…とは思っていたものの、映画内では言及されずに終わりました。(加えて、Qで白き月の近くの大地が裂けていて、裂け目が巨人の口のようになっていましたが特別触れられる事なく終了しました。)

新劇場版以前の設定では、アダムはこの白き月に乗って地球に来たということになっています。

個人的には、設定はあんまりごっちゃにしない方がいいと思います。

旧劇と繋がっているかどうかという件に関してですが、あくまで個人的な解釈ですが、

シン・エヴァンゲリオンを通じて、イマジナリーの中で繋がったという印象です。

一度はファンを拒絶した庵野監督が、今までの自分の産み出した作品達(TV版や旧劇場版)に落とし前を付けるために、あの形になったのではないかなぁと思っています。

世界線的がどうのこうのと言うより、魂や情報が繋がっていて、続いている。残っている。

ハイカイする首無しエヴァ(インフィニティのなりそこない)

ハイカイする首無しエヴァ。

動き始めた理由に関しては言及されないが、ケンスケによると最近動き始めたという話。

Qでフォースインパクトが起きかけた事を受けて、人類の浄化が進行した為ではないかと思っています。

加持リョウジと葛城ミサトの息子、加持リョウジ登場

これも初見ビックリポイントの一つでしたね…!

爽やかな良いヤツ、という感じで加持さんとミサトさんの外見的な特徴を引き継いでいます。

綾波の消滅と十字架と虹

綾波が消滅します。綾波タイプの初期ロット、ナンバー6であるアヤナミレイ(仮称)。

ここで一つ、余談ではありますが個人的解釈を記述します。

エヴァンゲリオンANIMA(カラー公式、TV版24話以降から分岐したIF小説)では、綾波レイのクローンが3人登場します。

オリジナルのレイがトロワ、クローン体がカトル、サンク、シスという名称で呼称されます。

記憶や意識を共有している描写があり、クローン体が死ぬとオリジナルのトロワにクローン体の感情や経験が入ってきます。

それと同じ原理で、黒波(ここではややこしいので黒波と呼称しますが、シンジに名前を付けてもらった際にアヤナミレイ(仮称)から綾波になったのだと思ってます。)の感情は経験は、綾波レイに帰結したのではないかというのが私の解釈です。

綾波がLCL化して消えてしまう際、小さな十字架が発生→消滅の後に虹が発生しました。

虹に関してですが、虹は創世記において神と大地の契約の印。

「わたしは雲の中にわたしの虹を置く」

きっとこの辺が元ネタになっていて、虹による祝福を受けて魂がレイの元へ帰結しているのではないかと考えます。

アスカとマリの白装束プラグスーツに関しても、あの虹色が疑似的な祝福となっており、
ガフの扉の向こうの浄化されたエリアに対応しているのでは無いかと考察します。

正式名称は”深々度ダイブ用耐圧試作プラグスーツ”。

中盤1:シンジ、エヴァへの搭乗を決意/ヴィレの目的

綾波の喪失を乗り越えてエヴァへ乗る事を決意した途端、アスカに睡眠弾的なものを撃ち込まれ気絶…皆さん、エッ?!ってなりましたよねきっと。

式波戦時特務少佐(平たく言えば式波アスカ)は、監視対象BM-03(仮称碇シンジ)がエヴァ搭乗を画策した為、発砲したという訳です。

何はともあれ、シンジは隔離、監視されながらもヴンダーへ帰還します。

北上ミドリ

なんだかんだ言って、彼女が一番マトモな一般人な気がしてくるのは私だけでしょうか…

正体も何も無いですが、境遇としてはニアサーの被害者遺族です。

碇親子の身勝手に付き合わされているという感覚やシンジへの憎しみは、ニアサー被害者遺族が持っっていて当然ですね。

加持の目的

加持の目的がやっとハッキリします。

人類補完計画に巻き込まれてしまうであろう、人間以外のあらゆる生命の種。

それらの種子を地球外へ逃がし、保存する。

これこそが、加持の目的であり、ヴィレ(WILLE)の目的だった。

ちなみに、種子保管ユニットとは別物ですが

ヴンダーから脱出するユニットみたいなやつは”ねこざめ級軌道強襲艇”という名称のようです。案だそうですが。

これまた余談ですが、ヴィレのロゴマークは手のひらの形だったんですね。
(ミサトがタブレット様の機器で承認するシーン)

黒き月

黒き月は、Qから転がってた杯状の物体です。

実際のところ、あれが槍になる原理は自体は未だに謎です。(明確には言及されていません。)

気になる点としては、ネルフ本部の12本の赤い三角錐(こんなの⇒▲)から、赤い線が黒き月に向けて伸びています。

おそらくですが、12本の三角錐が旧劇で言うところのサードインパクト時の量産型エヴァの役目を果たすのではないかと考えます。

インパクトは中心になった者の願いを叶えがち(旧劇で世界の今後の在り方を決めたり、破で綾波を救い出したり)ですので、聖なる槍をくれ!とゲンドウが願った結果かもしれません。

アドバンスド綾波シリーズ

雌雄のない、純粋な魂のみで造られた穢れ無き生命体、アドバンスド綾波シリーズ。

パイロットごと新造したというオップファータイプのエヴァに搭乗しているものだと考えています。

アダムスの器の贄になる為に作りだされた生命体。

ネルフ戦艦は、マリ曰く”アダムス達”だそうなので、ネルフ戦艦はゲンドウに利用されたわりとかわいそうな境遇です。

アスカの伸びる髪/怒りの訳

頭髪には、髪も汚れも煩悩も宿っている。

アスカがまぎれもなく人間である証、だそうです。

人の心が残っている、という事ですが、ここはまぁ素直にそのまま捉えて良いと思います。

リリンもどき(第三村でのシンジの状態)とアスカの状態の差異は微妙なところですが、アスカは第9の使徒と同化しています。
それを知っているであろうマリのセリフである事を考えると、人間はヒトの心が残っていれば人間と定義されるのではないかと思います。

また小話ですが、 深々度ダイブ用耐圧試作プラグスーツ着用時の効果音は懐かしのゲーム機ワンダースワンの起動音ですよね。※筆者は30代です

Qでアスカがシンジを殴ろうとした理由は、シンジが何も選ばなかったから。

中盤2:ヤマト作戦

ヤマト作戦とは

フォースインパクトの不可逆的な阻止の為の旧南極爆心地跡(セカンドインパクトの跡地)に滞在中のネルフ本部を強襲し、

儀式のトリガーとなる予定のエヴァ第13号機の無力化する事。

ここままでがヤマト作戦の目的で、その後の事はもうぶっつけ本番みたいな感じです。

L結界境界面とは

珍しく北上ミドリが説明してくれますが、
”ここが原罪で穢れた生命を拒むというL結界”の上だそうです。

かみ砕けば、人間は何かと汚れているので神に近づくな的な結界ですね。

高雄曰く浄化されたエリアなので
本来祝福を受けていない人類は立ち入れないのだが、加持のデータとアンチLシステムのおかげで進めているのだそう。

この辺の浄化を人為的に誤魔化すシステムは全部のシステムで共通っぽいですね。

加持のデータとは、破において海の研究施設(日本海洋生態系保存研究機構)で得たデータの事だと考えられます。

南極爆心地跡の5本の十字架

セカンドインパクトの時から生えてましたね、4本の十字架は。

凄くよく見ると、ヴンダーのモニター越しに見た十字架にはウルトラマンのサインがあるみたいです。

ウルトラマン履修(?)しないかんかな…

ここは特撮好きの監督の趣味で小ネタが散りばめられてるくらいの解釈で良い思います。

ただ、真面目に考察するとセカンドインパクトの時出て来た4本は、4体のアダムスに対応していて

セカンドインパクトによりゴルゴダオブジェクトから出て来たモノだと思われます。

5本目に関しては、

  1. セカンドインパクト時にガフの扉から出て来た黒い球体が形状変化したもの。
  2. ニアサードインパクトもしくはフォースインパクトが発生しかけたタイミング(Q終盤のフォースインパクトの始まりの儀式にあたるタイミング)で、出て来たもの

    インパクトの人類の浄化が進行した為ゴルゴダオブジェクトからもう1個出て来た説。

などの可能性を考えてみましたが、この十字架に関しては情報が公式的にもあまり出てきません。ひょっとしたらポロっと忘れた頃にホントの事を教えてくれるかもしれません。

ネルフ戦艦 NHGシリーズ

碇のワガママっていうか監督のワガママだろ!っと思わんかった訳でもないですが(笑)

庵野監督は戦艦好きですね~。
この辺創ってる時が一番ノリノリだったんじゃないかと邪推してしまいます。

  1. NHG ヴーセ(現AAAヴンダー) :贖罪
  2. NHG エアレーズング:救済
  3. NHG エルブズュンデ:原罪
  4. NHG ゲベート:祈り


という名前が割り当てられています。原理というか、素材は何で出来ているかというのは明確には説明されませんでした。

本体:アダムス コントロール:アダムスの器 主機:エヴァもしくは使徒

みたいな原理で動いているんじゃないかなぁと思います。

エヴァがエヴァパイロットを必要とするように、主機以外がそれに対応しているのではないかと考えられます。

ヴンダーの長い脊椎(ヴィレの槍の元になった部分)は、元々大きかった第3の使徒本体の脊椎部分じゃないかなぁと思います。(破でカタカタしてた第3の使徒は、研究用に切り刻まれてのあの形状であり、元の本体はヴンダーの後ろ半分くらいのデカさの可能性)

L結界付近の構造、位置関係

ここら辺りから次第に、位置関係や何が起きているのか分かり辛くなってきます。

L結界は第3層まであり、上から

L結界第1層: L結界境界面から潜航直後
L結界第2層: エヴァインフィニティの大群がいて、 3番艦エルブズュンデに待ち伏せされた辺り
L結界第3層: 黒き月、ネルフ本部、第13号機の台座があった辺り
地獄の門
マイナス宇宙
L結界表面以降の構造

こんな感じです。地獄の門とガフの扉はほぼ位置関係で使われていましたが、言葉の意味合いが真逆なので考えてみます。

ミサトは地獄の門が開いていると発言し、リツコはガフの扉の向こうはマイナス宇宙と発言。

リツコのタブレット(ポータブルなMAGI)からは、第2層に血の川、Phlegethonがある事、ヴンダーは第3層に居て真下にDoors off Guf(ガフの扉)、その下はAnti-Universe(裏宇宙)がある事が読み取れます。

新2号機と改8号機突入


突入時の形態はそれぞれ、パンフレットによれば

  • 2号機:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実装型 新2号機α
  • 8号機:汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 超極限空間対応用特殊装備追加可能型改8号機γ 両腕暫定的補強仕様

だそうです。長いw

ちなみに、新2号機の両鎌みたいな武器はドラゴンキャリアといいます。カッコ良い。

武器もですが、新2号機と改8号機のATフィールド合わせ技みたいなヤツはなかなかカッコ良かったですね!

エヴァマーク7シリーズ(Evangelion Mark.07)について

コイツわりと特殊な見た目してますよね。

余談ですが、シン・エヴァンゲリオンは1.01になった際に追加された(であろう)カットの中に
サードインパクトの描写が一瞬映ります。(エヴァMark.06がリリスの首を鎌で切り落とすシーンです。)その時降って来た骸骨、流用してるんじゃないかなぁと思います。

Qで槍を取りに行った際、リリスの骸付近にはデカすぎる骸骨が沢山散らばっていましたね。

あれはそういう経緯で、首から下(ニアサードインパクト時に発生)⇒頭(サードインパクト時に発生)の順番で人類がエヴァインフィニティ化する準備が進んでいたのだなぁと合点が行きました。

カルヴァリーベースとは

セカンドインパクトの爆心地。

ミサトらが視認した際、カルヴァリーベースの地獄の門が開いた状態でした。

開いた門を見てまさか!と勘づくミサト。

セカンドインパクトの時も開いてたんでしょうね。

黒き月から槍が出来たタイミング

ネルフ戦艦の2番艦と3番艦から光の翼が生えたタイミングで、黒き月の真ん中に虹色の直線が入ります。

ミサトは、9割方ゼーレの計画は知っていて、ゲンドウの計画は知らない状態だったのだと推測されます。

この時点で既に、黒き月は槍へと形状変化します。

黒き月が半分に割れたタイミングで、ゲンドウの計画の事をミサトはアナザーインパクト(もう一つの、別のインパクト)と呼称。
ヴィレ側の言うアナザーインパクト=ゲンドウの言うところのアディショナルインパクト(追加のインパクト)という認識で合っていると考えます。

サッカーのアディショナルタイムみたいなニュアンスに近い気がします。

ただ気になったのは、エヴァマーク9がヴンダーのコントロールを乗っ取った際、ヴンダーの艦内はゼーレのマークに覆われていました。

つまり、ヴンダーを乗っ取って光の翼を展開し、フォースインパクトを起こすところまではゼーレの計画にも含まれているようです。
もしくはQで途中退場したゼーレの任を冬月が引き継いだ形になっているかのどちらかではないでしょうか。

エンジェルブラッド注入

第13号機に、新2号機が停止信号プラグを打ち込もうとするシーン。

アスカは貴重なサンプル体、でしたよね。

使徒に侵食されて同化したエヴァパイロット、式波アスカラングレーは使徒と同化する事でヒトの持つ知恵の実と使徒の持つ生命の実を併せ持つ存在になります。

ほぼ同様の事を、新2号機も並行して行います。(裏コード999、エンジェルブラッド(第9使徒の血)注入)

光の巨人様の姿になり、巨大化します。

アスカも、サイズが小さいだけでほぼ新2号機と同様の状態と化しているものと考えられます。アスカ自身のATフィールドを任意にコントロールしていますね。(新2のATフィールドとの中和)

第13号機にエントリーしていたのは、ゲンドウと式波タイプのオリジナルです。
初見時勘違いしそうでしたが、オリジナルだからと言って惣流である訳ではありません。
(式波タイプと明言されているので、あくまで式波・アスカ・ラングレーのオリジナル)

最後のエヴァは神と同じ姿、というオリジナルの言動には
初号機=神の機体であり、ユイこそゴルゴダオブジェクトからやってきた神のような存在である事の暗喩だと考えています。

エヴァオップファータイプ

オップファーには生贄的な意味があります。

冬月が言うところの、贄に相当するものでしょう。

パイロットはアドバンスド綾波シリーズがパイロット。パイロットごと新造したという話でした。

オップファータイプは、エヴァMark.09~Mark.12が該当します。

終盤1:フォースインパクトの発動へ

ヴンダー(ヴーセ)含む4体のネルフ戦艦が光の翼を展開している場面で冬月が喋り始め、説明を始めます。
ネルフ戦艦(つまりアダムス)とエヴァオップファータイプ1組で人工的なリリスの再現なのか、4隻集まって初めてリリスの再現なのか微妙なところだなぁと思いつつ見進めました。(私も後で理解しました。後述します。)

黒き月の槍への強制流用、との事ですが、
2隻から光の翼が生えた時点で槍への形状変化を確認しています。

ネブカドネザルの鍵について

ゲンドウがおもむろにヴンダーの甲板に降りてきます。
目的は初号機の奪還。

ゲンドウはネブカドネザルの鍵を使い、人を捨てた状態になっています。初見は戸惑いましたよね…いまいち状態としては謎に思えたのではないでしょうか。

ゲンドウ曰くこの世の理を超えた情報を、自分の体に書き加えただけ
=神と魂を紡ぐ道標(ネブカドネザルの鍵)を使った結果
としてあの体になった事を考えれば、

ネブカドネザルの鍵とは
ゴルゴダオブジェクトから持ちだした神に近い状態になれるアイテムと考えるのが妥当です。あんまなりたくないですが…

使徒化したアスカが必要だった理由

アスカは、第13号機に敗北した後第13号機にエントリープラグごと拉致(?)されます。

また、ゲンドウの口ぶりではアスカが使徒化する事も想定内で、
そもそもインパクトの贄として神に差し出す使徒として扱う為に用意されたパイロット。
それが式波タイプだと言う話です。

なぜこのタイミングで使徒化したアスカという贄が必要なのかと言えば、
疑似シン化形態となる条件として

  1. 身体的に生命の実と知恵の実をどちらも持っている状態である事(疑似シン化第1形態≒覚醒:破における第10使徒戦闘中)
  2. 使徒のコアと一つになる事(ここでいわゆる疑似シン化形態を超えた状態になりインパクトが開始する)

今までのエヴァが疑似シン化形態になったときの事を思い返して頂きたいのですが

破において初号機は、第10使徒と戦う以前から使徒食べてたので使徒成分の過剰摂取感はあるにせよ、巨大な綾波が初号機のコアと同化した瞬間にニアサードインパクトが開始します。(大地が裂け、初号機が光の巨人と化して行きます。)

Qにおいて第13号機は、第12使徒のコアを捕食した瞬間に第12使徒のコアに十字の光が発生⇒体が白く発光、天高く上昇、フォースインパクトが始まりかけます。

シンにおいて第13号機は、使徒化したアスカが入ったエントリープラグを捕食した瞬間にQの時と同様に白くなり、儀式が始まります。この際、第13号機の後ろには旧劇で見たような文様がありますね。

フォースインパクト発動の契機

フォースインパクトですが、概要としてはこんな感じです。

  • タイミング:第13号機が使徒化アスカを捕食後、疑似シンカ形態を超えた状態になる→地獄の門に槍が刺さった(吸い込まれた)瞬間にエヴァインフィニティの波が押し寄せる。
  • 人類の肉体をエヴァインフィニティへ、人類の魂はコアとして物質化し、エヴァインフィニティと同化させる儀式。リツコ曰く古の生命のコモディティ(一般、共通)化

葛城博士の考案した人類補完計画

  • セカンドインパクト:海の浄化
  • サードインパクト:大地の浄化
  • フォースインパクト:魂の浄化

これらを行い人類の原罪を取っ払う事により、人類をエヴァインフィニティにシン化させて平等な、平穏な楽園に戻りましょう。というのがミサトの父(葛城ヒデアキ(仮))が提唱した人類補完計画です。

そもそも、知恵の実を食べてしまった人類には
①使徒に滅ぼされる
②使徒を殲滅し地位を奪い、使徒に成り代わるか(知恵の実を失い永遠に存在し続ける神の子と化すか)の二択の運命しか与えられていなかったのです。

それを知っていたネルフとゼーレが人類補完計画を選択するのもわかりますが、人類が人類のままで存続・継続していられる道を模索しているのがヴィレです。

全てのホースマンは揃った

ここで上空を見上げるゲンドウですが、紫色の十字架+棒みたいな見た目の物があります。

最初は、見覚えあるなぁと思いました。旧劇で出て来た、ロンギヌスの槍と同化した初号機の状態と瓜二つ…

しかしながら、直後に第13号機は初号機をお姫様抱っこして連れて去ってしまうので、別に第13号機は槍と同化していません。
”黒き月から強制流用した2本の槍”が形状変化してああなっているのか?

とも考えましたが、槍は地獄の門に刺さったので位置関係上、本来あり得ません。(描写が無いうちにインフィニティの波に乗って移動とかしてたら無くもない)

3本の線が交差する場所に紫色のざわざわしたのが集まっていたので、エヴァインフィニティが集まってあの形状になっている可能性が高いです。

ゲンドウを口に入れた途端に第13号機の色が元の紫色に戻る原因は不明。

人工的なリリスの再現

3回目くらいでやっと把握したんですが、重要なのは光の翼の枚数ではないかと思います。

ネルフ戦艦はヴンダー=ヴーセも合わせて4隻あり、各々3枚ずつ光の翼を発生しています。
4×3=12枚の光の翼

改8号機がマイナス宇宙を動ける訳

オーバーラッピング対応型に改造した後、アダムスの器であるエヴァマーク9を取り込んでプラスフォーインワン状態になっているおかげ、だそうです。何でもアリ感出て来たな…

ずっと初号機のエントリープラグ内にいた綾波

綾波が座っていたのはエントリープラグ内のSIDE Aです。
ニアサー以降、ずっとシンジがエヴァに乗らなくて良いようにするためにそこに居たわけですね。

終盤2:ゲンドウの独白、アディショナルインパクト

初号機は第13号機と交戦し、ロンギヌスの槍を奪います。

初号機が槍を持った途端、カシウスの槍へと形状が変化します。
やっとカシウスの槍の出所が判明しましたね。

ゴルゴダオブジェクト

アダムスと6本の槍と共に、人ではない何者かが残した神の世界。
ユイもここにいたそうですが、どうやって連れて来たんだろ…考えるだけ野暮ですね。

運命を変える事が出来る唯一の場所、約束の地との事。

ゲンドウの話より、黒き月から生成された2本の槍は、人の世界にやってきた時点ではそもそも槍であった事が判明します。

第13号機と初号機の戦闘、シンジとの対話

裏宇宙自体、ヒト(?)には関知出来ない状態でありLCLが認識可能な仮想世界を形成しているとの事。

もはや彼ら2人を上手くカテゴライズ出来ない…

すましてる第13号機にちょっと笑ってしまったのは私だけではないはず!笑

シンジとゲンドウは対話を始めます。

アディショナルインパクト

ゴルゴダオブジェクトでしか起こしえない、という説明は運命を変えられる場所であるという説明と一致します。

ゲンドウの目的である神殺しは、ユイを見送る事。魂が傍にある事。ユイと一緒に逝く事であったのだと思います。

アディショナルインパクトは、エヴァイマジナリーがリリス的な役割を、ロンギヌスとカシウスの槍が互いに贄、トリガーとなって発動します。

エヴァイマジナリー

シンジと我々の目には、黒いリリスに見えたアレです。

想像上の架空のエヴァ。虚構も信じる人類ならではの空想の産物。
現実世界の我々からすれば、エヴァンゲリオンと名の付いた作品群こそエヴァイマジナリーという虚構なのかもしれません。

リリスっぽいもの(エヴァイマジナリー)+贄orトリガー(ロンギヌスの槍orトリガー)

という図式が成立するとインパクトを発生する事が出来るみたいです。

イスカリオテのマリア

イスカリオテと言えば、イスカリオテのユダ。ユダはイエスをイエスの指示で裏切ったそうなので善悪付け難いところですが、一般的な印象としては裏切り者のイメージです。

マリアと言えば2人いて、

  1. 聖母マリア (イエスの母、処女懐胎の人) 個人的にはこっちの属性はアスカだと感じます。
    違う世界線で無原罪の御宿してたからなぁ…
  2. マグダラのマリア こっちの意味合いの方がしっくりきます。イエスが十字架に磔にされ、埋葬され、復活されるまでの過程を見守った人物。

ゲンドウの独白

個人的にはここが一番感動しました。
男の人って、わりとゲンドウみたいな行動原理で動いている事が多いんですよ。少なくとも私はそうです。
自分の目的を、願いを叶える為に本来大事だったものが見えなくなってしまう。そんな男は少なくないハズです。他人は何を考えているかわからない。拒絶されるのが怖い。

私は私の弱さゆえにユイに会えないのか…のセリフ後、幼少期シンジに諭され、己の弱さを認め始めるゲンドウ。

ガイウスの槍改めヴィレの槍

ガイウスの元ネタはあまりはっきりしてないのですが、ガイウス・カシウス・ロンギヌスさんという方が居たみたいですね。

人の意思と、ヴンダーの言霊:奇跡によって出来たヴィレの槍。

ミサトさんは命と引き換えに、シンジの元へヴィレの槍を届けます。

槍が届き、シンジの成長を認めたゲンドウ。
その目は優しく、寂しい思いをさせてきた幼いシンジを抱きしめます。

その途端、ユイの存在を知覚するゲンドウ。停止したS-DATを持って記憶の電車を降りる。

ゲンドウが降りると、電車の中にカヲル君がいました。ここから補完の中心を引き継ぐという発言。

補完は、中心になった者の願いを叶える。

アスカ、カヲル、綾波を助けたいというシンジの気持ち、意志、願いにより、各々の心に干渉します。

アスカが寝そべっていた浜

アスカの願い:誰かに頭をなでて欲しかっただけ

それでアスカにはケンケンこと相田ケンスケのような父性が必要だったんですね。
アスカはアスカだ。とケンスケは言います。

無条件に存在を認めてあげる。褒めてあげる。肯定してあげる。

そうした性格や気質を持ったのがたまたまケンスケだっただけで、全部見終わった後だとなんだか納得です。

浜は、例の「気持ち悪い」エンドの浜を彷彿とさせます。ただ、空に浮いてるのは白き月なので一種のファンサービスみたいなものだと思います。作画に気合いを感じました。

惣流だと思えば惣流だし、式波だと思えば式波。

カヲル君の救い

カヲル君は、繰り返される円環の物語の中で無限に演じ続けていました。

例の月の棺は、何番目どころか円状に並べられてループしていた訳です。

ヒカリから綾波へ、綾波からシンジへ、シンジからカヲルへ伝わった”仲良くなるおまじない”

結局、シンジは最終的に相補性のある(他人と補い合える)世界を望みます。

生命の書は、それに名前を書く事により円環の物語に登場する人物が誕生する舞台脚本のような代物じゃないかと考えています。

渚の名前の秘密にも触れていますが、人類=第13の使徒という認識で良いのでしょうか?
ここは皆さん、一緒に考えて欲しいポイントの一つです。加持のセリフの修飾がどこにかかっているか、微妙に分かり辛いです。

ハッキリしたら追記します。

ありがとうと言って手を繋ぐ綾波

ここでは、第3村で綾波が学んだ事である、

ありがとうと握手という”おまじない”が綾波レイのオリジナルが使ってます。
あの綾波も、完全に消えた訳ではないのだと思えた瞬間でした。

ネオンジェネシスとは

庵野監督自身のヱヴァンゲリヲンやエヴァンゲリオンに対するけじめ。落とし前。

この形に行きついたのは本当に凄いと思います。

ユイが初号機にずっといた理由ですが、ユイはそもそもこうなる(シンジが自分を贄にエヴァの無い世界を創ろうとする)事を知っていたものと思われます。

シンジを、人類を守る為に、ずっと初号機の中に居た訳です。
ゲンドウは、ユイを見送りたかった。ただそれだけだったのです。

エピローグ:エヴァの無い世界

舞台が急に現実っぽくなりますね。虚構の世界から抜け出していく私たちのようです。

振り返れば、トウジと委員長以外はまさかのカップリングでしたね。

さあ、(虚構の世界に)行こう!

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