キャブレターの外し方
まずは、外し方すらわからない!そんな方に向けて、ざっくりと説明します。
ひとまず、レッグシールドを剥ぎましょう。これに関しては、ボルトを緩めるだけなのでさほど問題ないかと思います。

まずは上の写真で言う右側のエアクリーナーの留め具を外します。ドライバーで緩めればOKです。
元々純正のエアクリーナー付いてたんですけどね…
購入時からゴムパッキン破損してまして(なんて罠)、とりあえず安物を買いました。寸法がちゃんと合って良かったです。フロントホイールのカバーにスレスレなんですが、ピッタリ収まったので良しとします。
干渉してそうでしていない!
次に、ジェットニードルを外します。マニホールドの右上くらいについてるやつです。
ウォーターポンププライヤーとかで左巻きに緩めれば取れます。

次はチョークワイヤーを外します。
ステーに付いてるボルトを緩めて金具を外すと、チョークワイヤーが前後に可動する状態になります。
ワイヤーの先端をエアクリーナー側に持ってきて、手前に引く事で先端のポッチ部分が取れます。
私の場合は、ひとまず簡易的な清掃が出来れば良かったので、燃料コックをOFFに合わせて、コックとキャブレター本体を分離しました。(ガソリンを抑える術をパッと思いつかなかった…)
※燃料コックを外す際、ゴムパッキンが落ちてくる事があるので、無くさないようにしましょう。
あ、あとキャブレター内部のガソリンはドレンホース横のネジを緩める事によって抜く事が出来ます。これは抜いとくべきです。
ここまで来たら、後はキャブレターとマニホールドの間のボルトを緩めれば本体が取れます。
空洞にしといて異物入れるのも良くないと思い、適当な布が無かったのでアルミホイル被せときました。ホントはウエスとかをマニホールドに突っ込んどくと良いでしょう。
キャブレタークリーナーとパーツクリーナーで清掃

もうamazonの商品すら待てない体質になっていたのか、近所のホームセンターで買ってきました。
某カーマというかカーマですね!
ホントはKUREさん等のちゃんとしたメーカーのやつを買った方がいいと思います。
まぁでも、意外とキレイになったのでいけるっちゃいけます。今のところ、乗り心地は快適です。私が使用したのはどう見ても農機用ですが…なんとかなるものです。
本来、調理バットのような形状のものがあった方が作業しやすいかと思います。まぁキャブレターくらいの小ささなら、ペール缶で大丈夫でした。


あとはもうバラす…!(バラァ…
泡!(アワァ…
待つ…!(ぽかーん
って感じです。(急に雑になるな!

ただ真面目な話、ここまでバラす気がある方であれば、写真を撮りながら部品の位置を把握しつつ、楽しくバラシて戻せると思うのですよ。
キャブレタークリーナーで泡→放置→パーツクリーナーで洗浄の流れです。

二つのジェットは、光にかざして穴が貫通していることを確認しました。もし詰まっている場合、素直に交換するか、ほっそーい針金(自己責任でお願いします)で通すかですね。部品を傷つけるおそれがあるのであまりオススメしませんが、荷札についてる針金や、不要な電線剥いで細い銅線入手するかですね。

…beforeと作業中の写真を撮り忘れ過ぎて、しょんぼりしています。
ホント、真っ黒だったんですよ。それでもかなり、キレイになりましたよ!

とりあえず一回バラしてみてほしい
自分でバラすまで、なんか難しそうだなぁとか、ぶっ壊したらどうしよう!とか思ってちょっと躊躇していたのですが、1回分解すると、何となく機械の構造が把握出来ます。
私の場合、別の原因でなかなかエンジンがかからなかったのですが、もともと動かないしとりあえず掃除すっか!くらいの感じで分解してみました。
このご時世、調べればわりと何でも出てきます。
愛車の扱い方を知っていくためにも、個人的には是非一度ご自身でメンテナンスしてみることをオススメします。
最近スーパーカブを中古で買ったけど、なんだか調子が悪い!そんな訳でキャブレターをばらしました。
バイクに関しては素人なので至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願いします。