離婚後の孤独感への対処方法【食う寝る休む】

孤独な男
はないか

どうもブロガーのはないかです。私事ですが、先日離婚しました。
とにかく毎日が孤独な訳ですが、似たような経験をされた方、辛いですよね。

まぁ暗い事ばっか考えてもラチが明かないので、ゆるめに生きましょう。

ざっくりとした経緯

私は2021年の9月下旬に離婚しました。

おおよそ私に原因があります。転職を繰り返し、挙句の果てに精神に不調をきたし、あれよあれよと言う間に転落の一途を辿りました。

結婚に至った女性の多くは、安定と言う名の精神の安寧を求めています。対する私は、いつまでも身勝手でワガママだったのです。
どうにかこうにかして昇給していかなきゃぶっちゃけ生きていけないという状況も精神衛生上良くなかったのだと思います。

…頑張る方向を間違えた。これは否めません。
脇目をふらず一心不乱に目の前の仕事に取り組んでいれば、見えてくる別の未来もあったのでしょう。そうは言っても、やっぱり妻の妊娠に対する理解もあまり得られなかったので、異なる価値観は一生交わらないと踏んで辞めたのです。
辞めた事自体に後悔は無いが、仕事が半端になってしまった事にはちょっと情けなさも感じてます。

ケンカは増え、転職により(正確に診断された訳ではないですが)適応障害気味になり、精神科で貰った薬を飲んだら丸1日眠りこけてしまい、あろうことか無断欠勤…
一応仕事を続ける許しは得られたものの、会社で私を見る目は冷たくなり、人間性の否定ばかりされて私の精神はどうにかなってしまったのだと思う。これに関しては、正直会社が悪いとかじゃなくて自分の弱さが浮き彫りになっただけだ。

無論、父である限り、弱音なんて吐いている場合ではなかった。それでも、元妻に縋ってしまった。それも、間違いだった。私はよく間違える。
元妻は限界だったようだ。確かに、私は以前元妻に
「これでダメなら見限ってくれ」と言った。

私はキチンと見限られた。

なんとか普通に仕事に行っていたものの、ある日仕事から帰ったら妻と子供が居なかった。

家の中には、私の物以外何も無かった。

何となく、そんな予感はしていた。
元妻は律義に約束を果たしただけであった。無理もない。私は結局口先だけの甲斐性無しだったのだ。

離婚して辛い事

その後無事に再会は出来たものの、そこからは自分で言うのもなんですが、中々しょっぱい毎日です。

家に誰も居ない。孤独感に苛まれる。

まず、数日は妻が出ていった事を職場に打ち明けられませんでした。まぁ前の職場は他人の事に一切興味無い社長だったので、言うだけ意味ないかなと思っていたのもありますが…

心に穴が開いたまま仕事をこなしました。
無ですよね。虚無。たぶん、カオナシみたいな顔してたんじゃないかな…?

そして家に帰っても、誰も居ない。職場での人間関係があまりうまくいってなかった事もあり、もう仕事のモチベーションを保つのが不可能でした。

私は一体、何の為に、誰のために仕事をしているのだろう?
ぶっちゃけ生きる為だけど、今の精神状態で責任もって仕事に取り組むのは不可能。取引先にも会社にもこんな気持ちでは失礼だ…

このままでは給料泥棒になりそうだったので、結局会社を辞めてしまいました。


そしてやってくる夜。
静かで誰も居ない。今の私は何をするのも自由だ。何だってやってていい。
それなのに全然嬉しくない。

静かだと考え事をしてしまう。

なんで、どうして…?

そういう気持ちはあまり湧いてこなかった。と言うより、夜になるまであまり実感が湧いていなかったのだ。だいたい自分がいけないのだし。

僕は、独りぼっちになってしまった。
もう、誰も居ない。
子供達がうるさくて、イライラする事も無い。
行儀の悪い子も居ない。

僕のしょうもないモノマネに笑ってくれる君も居ない。
もう、ぬいぐるみで遊ぶ事も出来ない。
ねるねるねるねも、作れない。
一緒にお風呂も、入れない。
一緒にねんど、もうちょっとしとけば良かったな。
一緒に公園、もっと行きたかったな。
一緒に映画、観に行きたかったな。
もっと抱っこしたかったよ。
もっと料理、してあげたかったな。
もっと勉強、教えたかったな。
もっと側で、成長を見守りたかったな。

出てくるのは自責の念と後悔ばかり。もっと、もっと…、を頭と胃で毎晩反芻している。

精神の弱った中、転職先を探す

広くなってしまった部屋に一人ぽつねんと居る事が耐え切れなくなり、私は引っ越しの準備をしました。

もういまの街に居る事も無いか…と思い、実家の隣の市へ引っ越す事にした。

しかしながら、無職では賃貸の審査にかけることすら難しいらしく(まぁそりゃそうだ)、とりあえずアルバイトをすることにした。

筆者は32歳。この歳でアルバイトする事にリスクを感じたものの、どれだけ悲しかろうが寂しかろうが腹は減るのだ。
背に腹は代えられない。

手頃なバイト先を探して、採用された。賃貸の審査も通った。ワクワク一人暮らしの始まりはじまり~…

な訳!

辛い!ツライ!周りの若さも追い打ち!

結局、家が広かろうが狭かろうが寂しい毎日であることに変わりありませんでした。

これから本格的に転職活動するのか、別で生計立てるのか…副業でカバーするのか…

先行き不透明な無敵の人が爆誕しました。

子供達にあまり会えない

正直、これが一番辛いです。

月に1回くらいのペースで会えてはいるのですが、毎日顔を合わせていた分、それが月一になった時の寂しさは半端じゃありません。

元妻は子供を大事にする人なのであまり心配はしていませんが、それでも寂しい。
写真や動画を送ってもらえるだけありがたいですけどね…
寂しさがより募ってしまう。嬉しいけど、寂しい。

もっと、顔が見たい。
いつでも、会いたい。

今思えば、色々込み入った事情があったにせよ隣町くらいに住んでおけば良かったのかも。
地理的な距離って結構大事です。

まぁその分実家は近いんですけどね…。親はいつまでも親だし、子はいつまでも子供です。

飯が不味い

元々料理が得意かと問われれば、疑問符ですが…

これに関しては気持ちの問題ですね。
一人で食う飯。しばらくは味がしませんでした。

孤独感には、寝る、ちゃんと食べる。人と喋る。日光を浴びる。

まぁそんなこんなで毎日孤独でくたばりそうです。
しかしながら、離婚したとは言え子供達が自立するまでは親としての責任がありますからね。勝手にくたばる訳にもいきません。

とりあえずは、キチンと睡眠をとる事。
食べる事。
悩みは、わかってくれる人に話す事。

話すだけで楽になる時ってありますよね。
そういう人がなかなか居ないから孤独を感じるフシもあるのですが、
同じ経験でなくとも、似たような境遇の人ってまぁ探したらどっかしらには居るものです。

経験上、日光を浴びる為に散歩するのも精神的に良いです。

いつまでも親だ

正直、いつまでもウジウジとしている訳にはいきません。
良い親にはなれなかったかもしれませんが、それでも親は親です。
強くなくても良いから、とりあえず生きて子供の成長を遠くから支えましょう。

とりあえず、生きよ?

生きてればいい事もあるし、悪い事もある。
人生万事塞翁が馬と言います。
何が良い事で、何が悪い事かと言うのは後になってみないとわかりません。

現段階ではさすがに良い事と感じる事は出来ませんが…、離婚は、私自身が変わらなくてはならないきっかけなのだと捉えています。

孤独な男

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